「近世文学関係ニュース」


日本近世文学会秋季大会(平成20年度)

◆期 日  平成20年9月27日(土)・28日(日)・29日(月)
◆会 場  北海道大学(学術交流会館)
      060−0808 札幌市北区8条西5丁目
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◆	第1日 9月27日(土) 
  会場・・・北海道大学(学術交流会館)
   ◎委員会  (13:00〜14:00)
          人文・社会科学総合教育研究棟 W409会議室
          委員会へは昼食を済ませてご出席下さい。
◎	大会受付 (13:40〜)
◎	開  会 (14:30)

●研究発表会(14:40〜17:00) 学術交流会館2・3F 講堂
1,松平雪川の俳諧活動――京伝との関わりに触れなかせら――
                    北海道大学(院)  鹿島美里
2,幕末・明治初期漢詩壇再考――京坂の漢詩人を中心に――
                     東京大学(院)  合山林太郎
3,読本『浪華侠夫伝』における歌舞伎摂取の手法
    ――「けいせい筥伝授」との関係を中心に――
                    阪急学園池田文庫  北川博子
4,豊後節の隆盛とその分派
    ――享保末からの江戸における音曲享受の諸相――        
                  青山学院大学短期大学  鹿倉秀典

●懇親会(18:00〜20:00)
 会 場  札幌アスペンホテル 2F(アスペン)
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◆第2日 9月28日(日) 
◎大会受付 (10:00〜)

●研究発表会 午前の部(10:30〜12:00) 
    学術交流会館2・3F 講堂
1,化政期の歌文派和学者における教化意識の高まり
    ――宣長学の継承と変容――    
                      明星大学  青山英正
2,『安政六年 堀内匡平日記』について
    ――『源氏物語紐鏡』出版と上方文人との交流――     
                    愛媛大学(非)  下坂憲子
3,明和改正謡本における記紀説話
    ――田安宗武『古事記詳説』の影響をめぐって――
               大阪樟蔭女子大学(非)  中尾  薫

●昼休み (12:00〜13:45)
●『近世文芸』編集委員会(昼食時)

●研究発表会 午後の部(13:45〜16:15) 
     学術交流会館2・3F 講堂
1,『帝鑑図説』の読まれかた――『帝鑑評』を中心に――
                   国文学研究資料館  入口敦志
2,立教大学蔵『昨日は今日の物語』古活字十行本について    
                  慶應義塾高等学校   石川俊一郎
3,蕉風復興運動と加藤暁台――蕪村との交流をめぐって――   
                     桜花学園大学  寺島  徹
4,『おくのほそ道』「松島」再考         
         佐賀大学地域学歴史文化研究センター   井上敏幸

 ◆第3日  9月29日(月)
■文学実地踏査 小樽市内の文学史跡巡りに関する資料を会場にて配布いた
        します。

■図書展示 日時 2008年9月27日(土) 11:30〜14:00
                28日(日) 10:00〜16:00
      場所 北海道大学附属図書館会議室

▲参考  JR新千歳空港駅〜(快速エアポート)36分 
                 ※1時間にほぼ4本運行
     札幌駅から北海道大学学術交流会館まで、徒歩約10分



近世文学関係ニュース

●月刊雑誌「アジア遊学」の4月号が「日本文学とその媒体」という特集を
組んでいる。日本文学の写本・版本に使用された和紙、印刷に使用された活
字など貴重な論考が収録されている。

「アジア遊学」第109号 
2008年4月21日 勉誠出版 定価 2000円+税

特集 絵を読む 文字を読む 日本文学とその媒体

○序言 特集に寄せて……クリストフ・マルケ  4

○記録・印刷に用いられた和紙……久米康夫  6
○院政時代の装飾経における「女人成仏」
  ――『平家納経』のクリプトグラフィーをめぐって……
                 クレール碧子・ブリッセ  20
○『釈迦の本地』の絵と物語を読む……小峯和明  32
○フランス所在の奈良絵本・絵巻……石川 透  44
○出版文化開花前夜における忘れられた媒体「扇」について……安原眞琴  52
○女房奉書という媒体……パスカル・グリオレ  63
○『吉原むかし絵本』(「さい」)について……佐藤 悟  74
○	フランス国立図書館所蔵の大岡春卜『明朝紫硯』をめぐって……
                   クリストフ・マルケ  86
○春信の絵本と錦絵――絵を読む楽しみ……藤澤 紫  104
○江戸読本に見る造本意識……高木 元  113
○	江戸時代のいたずら書き――文字絵を中心に……
               マリアンヌ・シモン=及川  125
○寺子屋の文字教育……小泉吉永  137
○万亭應賀の著作に見る河鍋暁斎の戯画……及川 茂  153
○鶴吉さがし……内田保廣  164
○彫り師木村嘉平と筆意彫り……陳 捷  168
○ウィーン版『浮世形六枚屏風』の日本語活字……小宮山博史  181
○レオン・ド・ロニーの書物と『まいにちひらかなしんぶんし』
            に用いられた仮名活字……府川充男  186
○「文字文化・出版文化」に関する連続セミナーの頃……家辺勝文  198

○編集後記……小峯和明  203


特集に寄せて

           クリストフ・マルケ(フランス国立東洋言語文化研究学院教授)

 この特乗号は二〇〇七年四月二七〜二八日に、フランス国立極東学院、日
仏会館、立教大学日本学研究所の共催で開催された国際シンポジウム「文字
を見る、絵を読む――日本文学とその媒体――」(於日仏会館)の内容をま
とめたものである。
 そもそもこのシンポジウムは『Du pinceau a la typographie』(『毛筆
からタイポグラフィヘ』)という日仏共同研究論文集の出版を記念として行
われた企画である。この本については本特集号の家辺勝文氏のコラムを参照
して頂きたいのだが、一言で言えば古代の百万塔陀羅尼から現代の文字の電
子化の問題に至るまで、幅広く日本の文字文化・出版文化の研究を紹介する
最初のフランス語の論文集である。
 ここ数年、日本では文学研究の分野において出版文化、本の流通、書物と
美術との関係、読書・享受形態などを視野に入れた刺激的な研究が盛んに行
われてきたが、必ずしもその成果が十分に外国、とりわけヨーロッパで紹介
されているとは言えない。その必要性を感じた私を含めたフランス入の編者
四人は日本とフランスの橋渡しの立場として一九九九年に日仏会館で研究会
を起こし、苦心しながらもその成果を仏訳し『Du pinceau a la typographie』
にまとめたのである。日本文化を専攻にしているフランス入だけではなく、
むしろ文字文化、印刷・書物の歴史に興味のある人を想定した試みである。
ちなみにその日本感服は勉誠出版から出版される予定になっている。(以下
省略)




日本近世文学会春季大会(平成20年度)

 ◆期 日  平成20年6月7日(土)・8日(日)・9日(月)
                         
◆会 場  大東文化大学
      175−8571 東京都板橋区高島平1−9−1
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◆	第1日 6月7日(土) 
  会場・・・大東文化大学(板橋キャンパス)
   ◎委員会  (13:00〜13:40)2号館2F 221会議室
          委員会へは昼食を済ませて御出席下さい。

◎	大会受付 (13:00〜)
◎	開  会 (14:20)

●研究発表会(14:30〜16:45) 1号館3F 301教室

1,七代目団十郎の役者似顔と合巻『やまみづ天狗●大山』
                     早稲田大学(院)  桑原博行

2,『絵本三国志』の挿絵における『三国志演義』「遺香堂本」の摂取様相
    ――合戦場面への応用を手がかりに――
                      東京大学(院)  梁 ●嫻

3,軍記・実録による真田幸村伝        大阪大谷大学  高橋圭一

4,『英草紙』第三編をめぐって        金沢大学(院)  木越秀子
                         金沢大学  木越 治
●総会ならびに平成十九年度日本近世文学会賞授賞式(17:00〜18:00)
●懇親会(18:00〜20:00)
 会 場 中央棟1F カフェテリアグリーンスポット
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◆第2日 6月8日(日) 

◎大会受付 (9:30〜)

●研究発表会 午前の部(10:00〜12:20) 1号館3F 301教室
                     
1,『愛護若塒箱』豊竹若太夫正本の存在について            
                     関西学院大学(院)  石田賢司

2,宇治加賀掾の浄瑠璃芸論『竹子集』序文と『塵芥抄』系謡伝書
    ――進藤以三著『筆の次』との関わりを中心に――     
                日本学術振興会特別研究員  田草川みずき

3,馬琴の『水滸伝』再評価をめぐって
    ――「古今独歩の作者」羅貫中の発見――
                       明治大学(非)  神田正行
            
4,『南総里見八犬伝』第四輯初印本と後印本の挿絵
    ――文渓堂版後印本の薄墨図は誰が指示したのか――            
                          同朋大学  服部 仁


●『近世文芸』編集委員会(昼食時)2号館2F 219会議室

●研究発表会 午後の部(13:30〜16:15) 1号館3F 301教室
                     
1,『野槌』の諸版とその影響        名古屋大学(院)  河村真理子

2,『六論衍義大意』の刊行と展開          福岡大学   高橋昌彦

3,賀茂真淵の古典学
  ――『源氏物語新釈』の注釈方法をめぐって――           
                       東京大学(院)  高野奈美
            
4,『百物語』考――引用和歌・句をめぐって――         小川武彦

5,奥の細道末の松山条本文存疑        天理大学(非)  井口 洋
                      

                                        

 ◆第3日  6月9日(月)

■文学実地踏査 埼玉県川越市内の名所巡りに関する資料を会場にて配布いたします。

                                        




日本近世文学会秋季大会(平成19年度)

 ◆期 日  平成19年11月10日(土)・11日(日),12日(月)
                         
◆会 場  佐賀大学(本庄キャンパス)
      840−8502 佐賀市本庄町1番地
      佐賀城本丸歴史館
      840−0041 佐賀市城内2−18−1
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◆	第1日 11月10日(土) 
  会場・・・佐賀大学(本庄キャンパス)
   ◎委員会  (13:00〜13:40)文教1号館1F 2番教室
          委員会へは昼食を済ませて御出席下さい。

◎	大会受付 (13:00〜)
◎	開  会 (13:50〜)

●研究発表会(14:00〜17:30) 教養教育大講義室

1,「鬼神のお松」の生成―歌舞伎における脚色を中心に
                      東京大学(院)  神林尚子

2,『国性爺後日合戦』の再検討―近松の描いた国性爺像の意味―
                    青梅市立新町中学校  大橋里沙

3,「慰改て咄しの点取」考―西鶴の「物は尽し」―  
                      大阪大学(院)  浜田泰彦

4,唐冠考―『帝鑑図説』受容一端―    国文学研究資料館  入口敦志

5,『肥後道記』の典拠と主題           山口大学  尾崎千佳

6, 近世前期大名における孝子表彰と孝子伝―松平忠房の事例を中心に―
                         明星大学  勝又 基

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●懇親会(18:30〜20:30)
 会 場 ホテルニューオータニ佐賀 2F(鳳凰)
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◆	第2日 11月11日(日) 

   ◎講演会受付 (10:00〜)
●	公開講演会「佐賀藩の漢籍と地方出版」(10:30〜12:40)
                    佐賀城本丸歴史館・御座之間
 佐賀藩の漢籍              二松学舎大学教授 高山節也
 九州の地方出版             九州大学名誉教授 中野三敏

(講演会会場より佐賀大学<昼食・文教1号館1F・2番教室/2F・6番教室>への移動は貸切バスを用意しています)

●『近世文芸』編集委員会(13:10〜14:00)文教1号館1F 応接室


●研究発表会(14:00〜17:00) 教養教育大講義室
                     
1,関亭伝笑の合巻―作品の特徴と作者の工夫―             
                  安田女子大学大学院研修員  義田孝裕

2,『桜姫全伝曙草紙』の方法―『艶道通鑑』をめぐって―     
                  日本学術振興会特別研究員  本田朱里

3,栗杖亭鬼卵の読本と実録             島根大学  田中則雄
            
4,鴛河申也の江戸歌壇における活動―祐徳中川文庫の遺稿群を中心として―             
                       九州大学(院)  進藤康子

5,花月草紙の成立               熊本県立大学  川平敏文
                      
6,昇道筆秋成消息文集について           大阪大学  飯倉洋一
                     

 ◆第3日  11月12日(月)

■文学実地踏査 佐賀県内の展覧会と名所巡りに関する資料を会場にて配布いたします。

展覧会  
学会開催中、佐賀城本丸歴史館において「近世活字文化と佐賀藩展」(佐賀城本丸歴史館と佐賀大学地域学歴史文化研究センター)、佐賀大学附属図書館において「市場直次郎コレクション展示会」(佐賀大学地域学歴史文化研究センター)を共催しています。




奈良大学博物館開設記念
「一九と『膝栗毛』展」

 ◆期 間  平成19年6月4日(月)〜8月5日(日)
                         
 ◆場 所  奈良大学博物館
       〒631−8502 奈良市山陵町1500
        TEL 0472−44−1251(代)
   ────────────────────────────────

博物館開設にあたって

このたび奈良大学博物館が開設される運びとなりました。これは、法人設立八十周年記念
事業の一環として平成十七年に建てられた通信教育部棟にある展示室を前身としており、
既にここでは五回の企画展示を開催して来ました。この通信教育部棟には資料整理室・実
験室・文化財収蔵庫などが設けられており、調査分析のための科学機器も整備されていま
す。そうしたこれまでの運営実績、施設整備をふまえて、博物館法にいう博物館相当施設
として指定されることになったわけです。
――中略――
 さて、博物館としての新たな門出を飾る今回の展示は、誰もがよく知っている「弥次さ
ん、喜多さん」です。文学部国文学科の永井教授が企画し、自ら発見した十返舎一九自筆
の書簡とその代表作である『東海道中膝栗毛』に焦点を当て、足かけ五年に及ぶ調査研究
の成果が活かされています。江戸の流行作家とその作品を読みふける人々の姿が目に浮か
んでくるような展示です。
 小さな博物館ですが、皆様とともに、大いなる知の世界を創り出していければと願って
おります。
  平成十九年六月吉日
                  奈良大学博物館館長 三 宅 久 雄



展示の趣旨

 一九・膝栗毛・弥次さん・喜多さんと言えば、誰知らぬ者はいない。江戸時代後期の戯
作者十返舎一九と、弥次郎兵衛・喜多八を主人公に据えたその代表作『東海道中膝栗毛』
は、江戸前期の芭蕉・『おくのほそ道』と同様、いわば国民的な存在なのである。平成十
四年二月、私は京都の古美術店の店頭で、その一九の自筆書簡と巡り合うことになった。
店主の話によれば、業者の市に出た張り交ぜ屏風を買い取り、それを剥がした(業界用語
で「めくり」と言う)のだという。その場で立ち読みしてみると、「ひざくり毛」という
文句が二箇所に見え、研究資料として面白そうである。早速図書館で購入する手続きをし
て持ち帰り、いそいそと読解に取り掛かったのであるが、手紙とか文書とかいう直筆の史
料はその人の筆癖もあって、なかなかパーフェクトには読めないもので、この一九書簡も
例外ではなかった。そこで、本学史学科教授で日本近世史を専門とされる学長鎌田道隆氏
をはじめ、三重大学名誉教授でその後本学の教授をお勤めいただいた酒井一氏、現茨木市
立文化財資料館講師の石川道子氏に御指導を仰ぎ、数年かけてほぼ全容を解明、最後まで
読み煩った一文字も国文学科の同僚長坂成行氏のアドバイスで判明するに至った。その結
果、該当の一九書簡が実は『東海道中膝栗毛』五編著述の舞台裏を詳しく伝える貴重な資
料であることが、また調査を進める過程で、一九書簡そのものも「信濃・越後あたりに残
っているのではないか」と研究者間で存在は囁かれながら、未だかつて紹介されたことが
ないことも判ってきた。それらの調査結果を、平成十八年十二月五日に記者会見を行ない
報道機関を通じて発表したところ、大きな反響があり、一九・膝栗毛が国民的存在である
ことを改めて痛感したような次第である。
 さて、本年四月、本学通信教育棟展示室が奈良県により博物館として認められることに
 なった。これを機に、一九書簡の一般公開を兼ねて企画したのが今回の「一九と『膝栗
 毛』展」である。新出書簡はいうまでもなく、書簡と一緒に屏風に張られていたという
 一九の扇面自画賛、私の手許にある大根自画賛、奈良大学図書館蔵の『東海道中膝栗毛』
 の版本、およびその他膝栗毛シリーズの版本、影響作、それに一九の洒落本なども配し、
 より広い視野でお楽しみいただけるようにと心がけた。初夏のひと時、一九戯作の世界
 へとタイムスリップして、風塵を払っていただければ幸いである。
                     国文学科教授 永 井 一 彰
…………………………………………………………………………………………

展示資料一覧

1A 『東海道中膝栗毛』
1B 『東海道中膝栗毛』
2 半紙本『東海道中膝栗毛』
3 袋入『東海道中膝栗毛』
4 『続膝栗毛』
5 『続々膝栗毛』
6 海賊版『東海道中膝栗毛』
7 『奥羽道中膝栗毛』
8 『絵本膝栗毛』
9 『滑稽道中膝栗毛』
10 『脚栗毛』
11 『東海道中栗毛野次馬』
12 『西洋道中膝栗毛』
13 『閨中膝磨毛』
14 『廓中娼売往来』故宮田正信博士旧蔵本
15 『起承転合』
16 「神谷剛甫宛一九書簡」
17 「一九賛宝珠図扇面」(画者不明)
18 「一九画素人浄瑠璃図」
19 「大黒の槌自画賛刷り物」
20 「大根自画賛」〔個人蔵〕




日本近世文学会春季大会(平成19年度)

 ◆期 日  平成19年6月9日(土)・10日(日),11日(月)
                         
 ◆会 場  青山学院大学(青山キャンパス)
       〒150−8366 東京都千渋谷区渋谷4−4−25


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 ◆第1日 6月9日(土) 会場・・・青山学院大学(青山キャンパス)
   ◎委員会  (12:30〜13:30)6号館1F 第4会議室
          委員会へは昼食を済ませて御出席下さい。

◎	大会受付 (13:00〜)
◎	開  会 (13:50)

●研究発表会(14:00〜16:50)
                 ガウチャー・メモリアルホール(1F)

1,『怪談御伽桜』とその周辺      日本女子大学(院) 宮本祐規子

2,山手馬鹿人・大田南畝同一人説の再検討
    ――『蝶夫婦』と南畝の洒落本を中心に――
                     青山学院大学(院) 藤井史果

3,疱瘡絵本『雛鶴笹湯寿』考       日本女子大学(非) 津田眞弓

4,犬江親兵衛の初陣            同志社大学(院) 三宅宏幸

5,馬琴と西鶴                    明治大学 徳田武
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●総会ならびに平成18年度日本近世文学会賞授賞式
                     (17:00〜17:50)
●懇親会(18:00〜20:00)
     会 場 アイビーホール青学会館 B2 サフラン
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 ◆第2日 6月10日(日) 
   ◎大会受付 (9:30〜)
●研究発表会 午前の部(10:00〜12:20)
                  ガウチャー・メモリアルホール(1F)

1,賀茂真淵の題詠観             東京大学(院) 高野奈未

2,礪波今道と上方の和学者たち   総合研究大学院大学(院) 一戸 渉
               
3,『仮名草紙国性爺実録』考        同志社大学(院) 守屋美紀
    ――『天竺徳兵衛聞書往来』との関連を中心に――

4,元禄歌舞伎と土佐少掾     日本学術振興会特別研究員  鈴木博子
    ――『薄雪』を中心に――             


●『近世文芸』編集委員会(昼食時) 総研ビル(14号館)第17会議室


●研究発表会・午後の部(13:30〜16:20 
                  ガウチャー・メモリアルホール(1F)
              
1,其角の不易流行観             東京大学(院) 牧 藍子

2,「忌諱に触れる」作品をめぐって――『黄葉夕陽村舎詩』前編巻一成立に
    関する一考察――          早稲田大学(院) 小財陽平
            
3,愛卿・宮木野・崔氏・武設――アジア漢字文化圏の中の『剪灯新話』――
                      金沢大学(院)  金 永昊

4,近世文学における韓国文学の影響――朝鮮軍記物(壬辰倭乱作品群)と『懲
    録』――         総合研究大学院大学(院) 金 時徳
          
5,『板倉政要』正続説話の位置        福岡女子大学 大久保順子

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◆第3日 6月11日(月)

■文学実地踏査 渋谷および港区内の名所巡りに関する資料を会場にて配布いたします。
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『会報 大阪俳文学研究会』 第40号

400回例会記念
平成18年10月12日 発行

目  次

はじめに 会のありさま……………………………………大谷篤蔵
大阪俳文学研究会以前………………………………………島津忠夫
研究例会の歩み………………………………………………石川真弘
「朝顔や昼は錠おろす門の垣」考…………………………金田房子
上方における「カサ付」の用字の変遷……………………冨田和子
  ―「笠」と「冠」のイメージ―
蕪村画「諫鼓鳥図」の粉本…………………………………藤田真一
過眼漫録(一) ………………………………………………島居 清
几董句二唱 ………………………………………………浅見美智子
寛政期大坂俳壇と蕉風復興…………………………………早川由美
  ―蘆橘庵・至席を手がかりに―
明治のもう一つの蕪村受容…………………………………青木亮人
  ―其角堂永機から秋声会へ―
『ずず(珠数)塚集』解題と翻刻…………………………竹内千代子
<翻刻と解説>文政九年四月二十五日 二条家俳諧…富田志津子
明治期の石川県小松地方俳人名録…………………………綿抜豊昭
大阪俳文学研究会 例会の記録
大阪俳文学研究会 会報 総目次
大阪俳文学研究会規約
会員名簿(2006年8月現在)
例会の記録(第396回〜第404回)
…………………………………………………………………………………
大谷篤蔵氏・島津忠夫氏・石川真弘氏の文章によれば、この研究会は、
昭和39年に始められたと言う。参加者は、この三氏をはじめ、島居
清氏・富山奏氏・飯田正一氏・弥吉管一氏・前田金五郎氏・榎坂浩尚
氏……等々の錚々たる方々のお名前を見る事ができる。約40年間、
400回の例会、40号の『会報』発行、このような記録は、一朝一
夕にして成し得る事ではない。近世俳諧研究にかけた先学の意欲と情
熱と、その実績に対して心からの敬意を捧げ、学恩に感謝申し上げる。
(深沢秋男)




江戸東京博物館 特別展

〔これを見ずして江戸は語れない 江 戸 城〕
平成19年1月2日(火)〜3月4日(日)


幻の天守、金箔瓦、大奥の素顔
築城550年。道灌から家康、慶喜・・

江戸城の築城550年を記念して、江戸城の全貌を明らかにする、初の「江戸城展」
を開催します。
戦国時代の慶長元年(1457)、相模国守護扇谷(おおぎがやつ)上杉氏の重臣・太田
道灌が江戸に城を築きました。以後、江戸は関東における政治的拠点として発展しま
す。江戸時代に入り、城は戦いの場から政治の舞台、権力の象徴となり、なかでも江
戸城は、徳川将軍家の城として、また世界的な大都市江戸のシンボルとして、比類な
き地位を築きました。
本展では、屏風絵、絵巻物、金箔瓦、建築図面、古文書、大型模型など約250件の
展示品で江戸城の姿を多角的に検証するとともに、消失した「幻の天守」や、大奥の
素顔にせまります。
姫路城や大坂城をはるかに凌ぐ規模をほこった江戸城の真実を解き明かす、初めての
展覧会です。


◎ 会期  平成19年1月2日(火)〜3月4日(日) 

◎ 主催  東京歴史文化財団 江戸東京博物館、読売新聞

◎ 会場  江戸東京博物館

◎ 協賛  王子製紙

◎ 協力  凸版印刷

◎ 開館時間  午前9時30分〜午後5時30分。
        1月2日・3日は午前11時より開館。土曜日は午後7時3
        0分まで。入館は閉館の30分前まで。

◎ 休館日  毎週月曜日 (ただし、1月8日、15日、2月12日は開館) と
       2月13日
………………………………………………………………………………
江戸東京博物館 東京都墨田区横網 1−4−1
電話 03−3626−9974
JR総武線 両国駅西口徒歩3分、都営地下鉄 大江戸線 両国駅A4出口徒歩1分
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
●この展覧会には、昭和女子大学図書館・桜山文庫所蔵の『井関隆子日記』も展示さ
れる予定です。是非御覧下さい。(深沢秋男)






岐阜市歴史博物館 特別展  〔予告〕

〔道三ゆかりの武将俳諧師  斎 藤 徳 元〕
平成19年11月2日(金)〜12月2日(日)


斎藤徳元は、永禄2年(1559)に岐阜に生まれました。父の斎藤正印軒は織
田秀信に仕え、正印軒の母は斎藤道三の娘です。つまり徳元は道三の外曾孫に
当たります。
若き日の徳元は豊臣秀次に仕え、秀次没後は織田秀信の家臣となりました。し
かし、慶長5年(1600)8月、関ヶ原の戦いの前哨戦である岐阜城攻防戦に
おいて、陥落寸前の岐阜城から逃れました。その後、若狭の京極忠高のもとで
俳諧師・斎藤徳元として歩み始めます。里村昌琢・松永貞徳らと交流し、晩年
は江戸に移って、没する正保4年(1647)まで浅草に居住し、江戸俳壇の長
老として活躍しました。徳元は連歌師・俳諧師だけでなく宮家・公家・武家・
儒者・僧侶など各界の人々と幅広く交友関係を結び、17世紀初頭の文化サロ
ンにおいて重要な役割を果たしました。またその著書『誹諧初学抄』は江戸に
おける俳書出版の最初に位置づけられています。
岐阜は徳元の生地であり、武将として過ごした地ですが、その名はまだあまり
知られていません。本展は、40年以上にわたって徳元の足跡を追い続けてこ
られた安藤武彦先生の御所蔵コレクションに加えて、全国各地にある関連資料
を集めて開催する、徳元に関する初めての展覧会です。その生涯と俳諧史・文
化史上の役割を紹介し、徳元という人物をより多くの方に知っていただく機会
としたい考えています。


1 会期  平成19年11月2日(金)〜12月2日(日) 

2 主催  岐阜市歴史博物館、岐阜新聞・岐阜放送

3 会場  岐阜市歴史博物館 1階特別展示室

4 開館時間  午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
        ■ ただし、11月2日は午前10時開場

5 休館日  毎週月曜日・11月24日(金)

6 展示構成

〔1〕	斎藤徳元という人物
徳元の画像や、徳元を取り上げた俳書などを通して、徳元がどのような人物で
あるかを総論的に紹介します。

〔2〕武将・斎藤斎宮 ――道三・正印軒・秀信――
斎藤道三から織田秀信に至る16世紀後半の美濃国の状況と、その中での斎藤
一族の広がりを、斎藤家の系譜や徳元の父・正印軒に関わる史料などから探り
ます。特に、豊臣秀次・織田秀信に仕えた武将としての斎藤斎宮(のちの徳元)
の足跡をたどります。

〔3〕俳諧師・斎藤徳元 ―「雪や先とけてみづえねの今年」―
俳人としての徳元のスタートは、若狭の京極氏に仕えた慶長17年(1612)
からです。幕府の連歌師・里村昌琢の門下にあって松永貞徳らと交流し、やが
て草創期江戸俳壇の指導者となり、89歳で没するまで瑞々しい感性を保ち続
けました。その著作『塵塚誹諧集』『尤草子』『誹諧初学抄』などや、短冊・
書状から、俳諧師としての徳元の活動を取り上げるとともに、その作品の特徴
を感じ取っていただきます。

〔4〕徳元と寛永文化サロン
幅広い交友関係を持った徳元は、公家たちと、僧侶・庶民出身者で一芸一能の
持ち主たちとをつなぐ「運搬の係」と位置づけられます。ここでは、俳諧作品
や交友相手たちの関連資料を交えながら、寛永文化サロンにおいて徳元が果た
した役割を取り上げます。

7 関連行事

〔1〕	講演会 2回
講師 元園田学園女子大学教授 安藤武彦氏

〔2〕	投句
   会期中に受け付け、岐阜新聞の俳句選者により選を行う。

〔3〕	展示説明会
岐阜市歴史博物館 学芸員

8 観覧料
  
   高校生以上 600円(450円) 
   小・中学生 300円(200円)
         ■ ( ) 内前売りおよび20名以上の団体料金

●	連絡先
岐阜市歴史博物館
500−8003 岐阜市大宮町2−18−1
電 話 058−265−0010
FAX 058−265−0106
担当者 学芸員 筧真理子・土山公仁







日本近世文学会秋季大会(平成18年度)

 ◆期 日  平成18年11月4日(土)・5日(日),6日(月)
                         
 ◆会 場  静岡県コンベンションアーツセンター(グランシップ)
       〒422−8005 静岡県静岡市駿河区池田79−4


   ────────────────────────────────
◆	第1日 11月4日(土) 
  会場・・・静岡県コンベンションアーツセンター(グランシップ)
   ◎委員会  (12:30〜13:40)10階会議室
          委員会へは昼食を済ませて御出席下さい。

   ◎大会受付 (13:30〜)

●研究発表会(14:00〜17:10)10階1001会議室

1,『通俗忠義水滸伝』翻訳者の問題―『忠義水滸伝解』凡例と『忠義水滸伝』
  施訓者の再検討を通じて―        京都府立大学研修員 中村綾

2,『松染情史秋七草』論―虚と実―        関西大学(院) 中尾和昇

3,馬琴の「水滸三等観」の形成         九州大学(院) 菱岡憲司
4,豪商大橋淡雅における文事と時局        東京大学(院) 佐藤温

5,奥の細道松島条校訂私案            天理大学(非) 井口洋

─────────────────────────────────
●懇親会(18:00〜20:00)
 会 場 6階 交流ホール
─────────────────────────────────

◆	第2日 11月5日(日) 

   ◎大会受付 (10:00〜)
●公開講演会(10:30〜12:00)10階1001会議室
生涯学習としての在地研究―駿府十返舎一九研究会を中心として―
                   東京学芸大学名誉教授 小池正胤


●『近世文芸』編集委員会(昼食時)10階1002会議室


●研究発表会・午後の部(13:00〜16:50)10階1001会議室
                     
1,京都経師の出版活動             龍谷大学(院) 万波寿子

2,吉野屋為八の出版活動        お茶の水女子大学(院) 藤川玲満

3,鱗形屋板初期草双紙絵外題考  
               実践女子大学文芸資料研究所(非) 松原哲子

4,甫庵『信長記』初刊年再考            中京大学 柳沢昌紀

5,実録と絵本読本―速水春暁斎もの「実録種」絵本読本を例に―
                       学習院大学(院) 菊地庸介

6,文化三、四年の京伝・馬琴と『桜姫全伝曙草紙』 
                      国文学研究資料館 大高洋司
──────────────────────────────────
 ◆第3日11月6日(月)

■文学実地踏査 静岡市内の名所巡りに関する資料を会場にて配布いたし
 ます。
▲	なお、会期中、6階展示ギャラリー 3 において、関連展示会を予定して
います。

……………………………………………………………………………
甫庵『信長記』初刊年再考              中京大学 柳沢昌紀

小瀬甫庵著『信長記』の初版については、慶長九年(1604)説、同十六年説、
元和八年(1622)説がある。このうち、川瀬一馬氏の唱えた元和八年説が、
松田修氏、笹川祥生氏、位田絵美氏らの賛同を得て、現在ほぼ定説化している。
ところが、無刊記の古活字版である早稲田大学中央図書館蔵本には「小瀬甫庵道
喜/慶長十七年五月吉日/白山□□□□」という奥書がある。「奉納」以下は墨
消しされていて、残念ながら判読しづらい。『増補古活字版之研究』に従えば、
『信長記』古活字版には片仮名本が六種、平仮名本が一種存在し、早大本は片仮
名第六種本に該当する。川瀬氏は第六種本を、元和寛永中刊とした。しかし、第
六種本には、同氏や阿部隆一氏が慶長年間刊とする甫庵刊行書『政要抄』や『明
意宝鑑』と同じ活字が使われている。また笹川氏は、『信長記』寛永元年(16
24)整版の跋(位田氏は甫庵自筆版下と推定)に「元和八年刊本が不満足な出
来であったから修正したとあり、慶長版には触れない」ことを理由に元和八年説
を支持した。だが、寛永元年版には「元和八年仲冬或鏤梓」とあり、元和八年古
活字版の刊記の「三月吉辰」と一致しない上に、そもそもこれは跋でなく、版元
杉田良庵の刊語と推定できるのである。
以上により、元和八年説の論拠は失われる。『信長記』は林羅山の序文が記され
た慶長十六年か、翌十七年に刊行され、それは恐らく片仮名第六種本であったと
考えられよう。





●『西鶴と浮世草子研究』 第1号 特集<メディア> 発行

             中嶋隆・篠原進 編

                2006年6月17日・笠間書院発行
                A5判・250頁・定価2500円+税

◎	附録・1 西鶴浮世草子全挿絵画像CD(解説付き)
◎	附録・2 『西鶴と浮世草子 最新文献ガイドブック〔平成15〜17年
      版〕』 佐伯孝弘・杉本和寛編              
      小B6判・60頁、非売品。

  目 次

刊行に当って ……………………………………………………… 長谷川 強  巻頭

●エッセー
◎元禄文化と「ことば信仰」………………………橋元良明      8
◎西鶴と出版を考えるために………………………塩村耕      12
◎「知」の均質化への再挑戦………………………浅沼璞      16
◎西鶴の呼吸…………………………………………高柳克弘     20

●ロングインタビュー
◎リンボウ先生と江戸文学…………………林望          26

特集論文<メディア>
◎貞享期の出版攷―『役者大評判』を中心に……冨士昭雄     44
◎『増益書籍目録大全』と西鶴本…………………市古夏生     60
◎貞享三年の池田屋岡田三郎右衛門………………羽生紀子     71
―森田庄太郎との提携と『好色一代女』の刊行―
◎貞享・元禄期における三都の出版書肆…………速水香織     82
 ―西鶴本板元を中心に―
◎神話のヤツシとしての『義経記』『好色一代男』
               ………………加藤定彦     96

◎西鶴の自主規制とカムフラージュ………………谷脇理史    117
 ―一応の総括と今後の課題―
◎舌耕者都の錦………………………………………山本卓     132
―メディアとしての舌耕・書き本―

●ロングインタビュー
◎出版社のメディア戦略を訊く……………………見城徹     148

●投稿論文
◎西鶴と古典教育……………………………………堀切実     166
 ―『本朝二十不孝』教材化案―

●研究史を知る
◎『本朝二十不孝』…………………………………有働裕     180
◎『西鶴諸国はなし』………………………………宮澤照恵    184
◎『男色大鑑』………………………………………広嶋進     188
◎『武家義理物語』…………………………………藤江峰夫    192
◎江島其磧……………………………………………佐伯孝弘    197

●	ブックレビュー
◎佐伯孝弘『江島其磧と気質物』…………………藤原英城    204
◎広嶋進『西鶴探求―町人物の世界―』…………平林香織    209
◎森耕一『西鶴論 性愛と金のダイナミズム』…森田雅也    215
◎染谷智幸『西鶴小説論 対照的構造と<東アジアへの視界>』
               …………………大久保順子   220

●	海外研究事情最前線
◎韓国における西鶴研究…その現状と課題………黄昭淵     225

●西鶴・浮世草子 研究文献目録(稿) ……………倉員正江    231
   〔昭和20〜25年〕
 
●	掲示板
●	第二号予告 特集 浮世草子と怪異
●	執筆者 プロフィール
●	投稿論文募集




日本近世文学会春季大会(平成18年度)

 ◆期 日  平成18年6月10日(土)・11日(日),12日(月)
                         
 ◆会 場  専修大学神田キャンパス
       〒101−8425 東京都千代田区神田神保町3−8


   ────────────────────────────────
 ◆第1日 6月10日(土) 会場・・・専修大学神田キャンパス
   ◎委員会  (12:30〜13:40)1号館8階8A会議室
          委員会へは昼食を済ませて御出席ください。

   ◎大会受付 (13:30〜)

●	研究発表会(14:00〜15:45)1号館3階 303教室

1,『小鳥うた合』をめぐって         芦屋女子短期大学 岡本聡

2,西沢一風作『男色足分船』について     立命館大学(院) 石上阿希

3,八百屋お七は実在したのか          東京女子大学 矢野公和

●結城座江戸糸あやつり人形実演 (15:55〜16:25)
●総会ならびに日本近世文学会賞授賞式(16:30〜17:30)
─────────────────────────────────
●懇親会(18:00〜20:00)
 会 場 ホテルグランドパレス 4階 ゴールデンルーム
─────────────────────────────────

 ◆第2日 6月11日(日) 会場・・・専修大学神田キャンパス会場
   ◎大会受付 (9:30〜)
●	研究発表会 午前の部(10:00〜12:30)
                     1号館3階 303教室

1,馬琴の「人情」と演劇の愁嘆場      東京大学(院) 大屋多詠子

2,馬琴の吉凶観―読本作品と『後の為乃記』を中心に―
                         東京大学(院)黄智暉

3,合巻に描かれた「朝顔」の象徴性   元東京大学総合図書館 大竹寿子

4,『狂歌現在奇人譚』の馬琴             同朋大学 服部仁


   ●『近世文芸』編集委員会(昼食時) 7号館4階第774教室


●	研究発表会・午後の部(13:40〜16:50 
                     1号館3階 303教室
              
1,『慶安太平記』の読者   ケンブリッジ大学 ピーター・コーニッキー

2,都の錦自筆『内侍所』攷              関西大学 山本卓

3,『賀古教信七墓廻』の上演年代      園田学園女子大学 井上勝志

4,明治・大正の子供達と絵草紙          大手前大学 松原秀江

5,大潮元皓の生涯―言語生活を中心に―       長崎大学 若木太一

──────────────────────────────────
◆	第3日 6月12日(月)

■	文学実地踏査 千代田区内の文化財に関する資料を会場にて配布いたし
 ます。
──────────────────────────────────




『叢 草双紙の翻刻と研究 第26号』
                東京学芸大学近世文学研究「叢」の会

                東京学芸大学・・・・・・人文社会学系
                日本語日本文学研究講座・・・黒石陽子
                平成17年2月発行,B5判,288頁

  目 次

『新板 忠孝盲敵討』について………………………………細谷敦仁…………   1

青本『新板/三官/和唐内雅立』について…………………大橋里沙…………  27

黒本・青本『和田/合戦 根元草摺曳』について…………黒石陽子…………  58

『風流 魚鳥大合戦』について………………………………橋本智子…………  95

『うかれ法師 寐言噺』………………………………………丹 和浩………… 116

黒本『銕破せき砕物がたり』について………………………鍛治聖子………… 138

『八百屋/お七 恋桜操芝居』について……………………笹本まり子……… 161

『〔頼光〕』について…………………………………………加藤康子………… 191

合巻『繋馬七勇婦伝』四編について(其之二)……………桧山裕子………… 224

赤本・黒本・青本解題集稿(六)………………………………………………… 249
                      内ケ崎有里子・有働  裕
                      大橋 里沙 ・加藤 康子
                      黒石 陽子 ・笹本まり子
                      杉本 紀子 ・高橋 則子
                      丹  和浩 ・橋本 智子
                      桧山 裕子 ・細谷 敦仁
                      三好修一郎 ・山下 琢巳
                      湯浅 佳子

解題書目
◎未来記       ◎〔ぎよらん〕      ◎念力岩通羽宮物語
◎妹背玉手箱     ◎きんときおさなだち   ◎はちかつきひめ
◎兎大手柄      ◎軍法白金猫       ◎東川添名所
◎善知鳥物語     ◎静一代記        ◎百人一首歌判事
◎〔うはがひ〕    ◎〔新うら嶋〕      ◎百六寿
◎〔うらしま〕    ◎息才男         ◎藤原のちかた
◎浦嶋出世亀     ◎太平兜人形       ◎二葉草
◎浦嶋七世孫     ◎達摩出生記       ◎北条九代序
◎老花婿       ◎忠臣仮名書初      ◎眉輪王出生記
◎近江国犬神物語   ◎手孕村昔話       ◎むかし/\御ぞんじの兔
◎狼に衣       ◎〔天竺物語〕      ◎娘敵討念刃
◎〔男珠取〕     ◎にしき木        ◎倭歌須磨昔
◎魚鳥大合戦




●『浮世草子研究』 創刊準備号 発行

                  浮世草子研究会 編

                平成16年11月15日・浮世草子研究会発行
                A5判・266頁・非売品

  目 次

刊行に当って ……………………………………………………… 長谷川 強  巻頭

 論 文 篇

  『けいせい色三味線』考 …………………………………… 佐伯 孝弘   3
    ----その「気質物」的手法----
  菊屋七郎兵衛と宝永のおかげ参り ………………………… 杉本 和寛  14
    ----〈翻刻〉『太神宮御利生記』----
  続・八文字屋本板木の修訂をめぐる諸問題 ……………… 倉員 正江  31
    ----『咲分五人?』『勧進能舞台桜』の場合----
  浮世草子の汽水域 …………………………………………… 篠原 進   42

 注 釈 篇

  凡例 ……………………………………………………………………………  62
  『鎌倉諸芸袖日記』注釈 ……………………………………………………  63
   輪講担当者 神谷勝広・杉本和寛・佐伯孝弘・井上和人・倉員正江・
         大木京子・檜山裕子・藤川雅恵・伊藤敦 ・水谷隆之・
         小二田誠二・菊池庸介・鈴木千恵子・酒井わか奈・石川
         妙子・宍戸道子〔長谷川強・冨士昭雄〕
  注釈語句索引 ………………………………………………………………… 175

 目 録 篇

  西鶴・浮世草子研究文献目録(稿) 明治5年〜昭和19年 ………… 256

科学研究費補助金による研究の概要 …………………………………………… 262

編集後記 …………………………………………………………………………… 263

 ※『浮世草子研究』創刊準備号 の入手を御希望の方は、下記に御照会下さい。
  141−8642 東京都品川区東五反田 3−16−21
           清泉女子大学文学部 佐伯孝弘研究室
           電話 03−5421−3248(個人研究室直通)
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●浮世草子研究会は、2006年春から『西鶴・浮世草子研究』(5回シリーズ)を
 笠間書院から創刊する予定。

 〔各号の内容〕
 1、特集企画(対談またはシンポジウム・テーマ別論文・コラムなど)
 2、自由投稿論文
 3、資料・研究情報(文献目録・作品別とテーマ別の研究史・書評など)

 〔特集内容(予定)〕
 ○創刊号 テーマ〈メデイ ア〉
 ○第2号 テーマ〈怪異〉
 ○第3号 テーマ〈金銭〉
 ○第4号 テーマ〈性愛〉
 ○第5号 テーマ〈芸能〉

 ※定期購読のお申し込み先
  笠間書院
  101−0064 東京都千代田区猿楽町 2−2−5−304
  電話 03−3295−1331 FAX 03−3294−0996




●日本近世文学会春季大会(平成16年度)

 ◆期 日  平成16年6月12日(土)・13日(日),14日(月)〔文学実地踏査〕
 ◆会 場  東洋大学白山校舎

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 ◆第1日 6月12日(土) 会場・・・東洋大学白山校舎
   ◎委員会  (12:30〜13:50)2号館3階第1会議室
          委員会へは昼食を済ませて御出席ください。

   ◎大会受付 (13:00〜)

   ●研究発表会(14:00〜15:45)井上円了ホール(5号館〔井上記念館〕地下2階)
     1,団水の仏学『好色破邪顕正』『諸宗鉄槌論』の創作方法をめぐって
                      ・・・・・・・・・・・東京大学(院)・水谷 隆之
     2,『十能都鳥狂詩』をめぐる諸問題・・・・・・・・・青山学院大学(院)・藤川 雅恵
     3,浮世草子と見世物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・同志社大学・神谷 勝広
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   ●総 会(16:00〜17:30)
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   ●懇親会(18:00〜20:00)
    会 場:スカイホール(2号館16階)
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 ◆第2日 6月13日(日) 会場・・・東洋大学白山校舎
   ◎大会受付 (9:30〜)
   ●研究発表会 午前の部(10:00〜12:40)井上円了ホール(5号館〔井上記念館〕地下2階)
     1,蕪村・几董発句における「趣向」と「案じ場」・・・・・東京大学(院)・千野 浩一
     2,『通信総籬』をめぐる江戸座俳諧・・・・・・・・・・北海道大学(院)・鹿島 美里
           石原徒流と吉原仲の町茶屋主人の俳諧活動
     3,「不用意」の論・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・東洋大学・谷地 快一
     4,元禄の添削・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・金城学院大学・神作 研一
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   ●『近世文芸』編集委員会(昼食時)2号館3階第1会議室
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   ●研究発表会・午後の部(13:40〜16:20)井上円了ホール(5号館〔井上記念館〕地下2階)
     1,『竹斎』東下りの年代について・・・・・・・・・・・・筑波大学(院)・松本 健

     2,『太閤記』と『絵本太閤記』との比較研究・・・・・・・高麗大学(院)・金  時徳
     3,助六劇固定化の要因について市川家と九代目市村羽左衛門
                     ・・・・・・・・・・・・・・立命館大学・斉藤 千恵
     4,『双生隅田川』四段目の舞台演出について・・・・・・・・・同志社大学・山田 和人
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 ◆第3日 6月14日(月)
   ■文学実地踏査 文京区内の文化財に関する資料を会場にて配布いたします。
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   ■図書展示古典文庫旧蔵西鶴本を中心に
    12日(土) (13:00〜1600)
    13日(日) (10:00〜1600)
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●日 本 近 世 文 学 会 秋 季 大 会 (平成15年度)

 ◆期 日  平成15年11月22日(土)・23日(日),24日(月)〔文学実地踏査〕
 ◆会 場  石川県女性センター

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 ◆第1日 11月22日(土) 会場・・・石川県女性センター・1階ホール
   ◎委員会  (12:30〜13:30)2階大集会室
          委員会へは昼食を済ませて御出席ください。なお石川県女性センター内にも,レ
          ストラン「花舞」(4階),喫茶「花かんむり」(1階)があります。

   ◎大会受付 (12:30〜)
   ●研究発表会(13:40〜16:00)1階ホール
     1,勘三郎座と川村十兵衛           総合研究大学院大学(院)・中島 次郎
     2,景物本考                      中央大学(院)・浅埜 晴子
     3,『ぬれほとけ』の「心鏡」              広島大学(院)・松浦 恵子
     4,初期浮世草子の江戸下し本                早稲田大学・中嶋 隆
        新出西村本『好色日用食性』『好色春の曙』をめぐって
     講演(16:30〜17:30)
       明朝小説と善書                    大東文化大学・小川 陽一
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   ●懇親会(18:00〜20:00)
    会 場 金沢都ホテル・7階「鳳凰」の間
        920−0852 金沢市此花町6−10(JR金沢駅東口正面)
        076−261−2111(代表)
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 ◆第2日 11月23日(日)
   ◎大会受付 (9:30〜)
   ●研究発表会・午前の部(10:00〜12:40)
     1,寛政期の大田南畝と狂歌          日本学術振興会特別研究員・小林ふみ子
     2,『狂歌波津加蛭子』考石川雅望の狂歌活動再開を巡って
                               東京都立大学(院)・牧野 悟資
     3,浪華一九の『花競二巻噺』について笑話本作品としての考察
                                 日本大学(非)・宮尾 與男
     4,泰里の上洛点茶から煎茶へ             関西大学・藤田 真一
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   ●『近世文芸』編集委員会(昼食時),2階会議室 昼食は用意してあります。
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   ●研究発表会・午後の部(13:40〜17:00)
     1,幕末の歌集と教化『明倫歌集』の編纂過程について
                                 東京大学(院)・青山 英正
     2,『冠辞考』の享受に関する一考察本居宣長手沢本を中心に
                                 富山大学(非)・奥野美友紀
     3,近世金沢の出版                 前田土佐守家資料館・竹松 幸香
     4,元禄期加賀藩の学芸と今枝直方       日本学術振興会特別研究員・勝又 基
     5,北野社宮仕(中)という歌学専門集団の組織と運営の実態
        小松へ流出した頭脳・能順「伝」の基底として       ・棚町 知弥
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 ◆第3日 11月24日(月)
   ◎文学史跡踏査
    金沢市の史跡及び文化施設。会場で配付するパンフレットを御参照下さい。

   ■図書特別展示  期間中,石川県立図書館にて月明文庫,金沢市立玉川図書館にて所蔵貴重書
            を展示の予定。
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●日本近世文学会春季大会(平成15年度)

 ◆期 日  平成15年6月7日(土)・8日(日),9日(月)〔文学実地踏査〕
 ◆会 場  清泉女子大学品川校舎

 ◆第1日 6月7日(土)
   ◎委員会  (12:30〜13:30)2号館2階222号教室
          委員会へは昼食を済ませて御出席ください。(2号館地下奥のラフア エラホール
          の食堂も御利用いたたけます)

   ◎大会受付 (13:00〜)
   ●研究発表会(13:40〜16:20)講堂
     1,西鶴の文体とことわざ―文学的文体論への試み―   早稲田大学(院)・南  陽子
     2,『傾城禁短気』の野傾優劣論                    ・濱口 順一
     3,近世初期における和書刊本の諸問題         国文学研究資料館・和田 恭幸
     4,中本洒落本『青楼五雁金』と『染抜五所紋』について     帝京大学・棚橋 正博

   ●総 会(16:30〜17:30)

   ●懇親会(18:00〜20:00)
    会 場 新高輪プリンスホテル 国際館パミール1階「暁光」の間
        TEL 03−3441−1111(代表)

 ◆第2日 6月8日(日)
   ◎大会受付 (9:30〜)
   ●研究発表会・午前の部(10:00〜12:40)講堂
     1,「常盤問答」考―・浄瑠璃本文の成立をめぐって―・
         早稲田大学演劇博物館21世紀COE特別研究生         ・深谷 大
     2,近松作者署名と義太夫節の確立           園田学園女子大学・井上 勝志
     3,『南総里見八犬伝』における犬阪毛野の仇討ちの構図
                       ノートルダム清心女子大学特別研究員・高橋 京子
     4,『椿説弓張月』の構想と謡曲「海人」        国文学研究資料館・大高 洋司

   ●『近世文芸』編集委員会(昼食時),2号館2階222号教室

   ●研究発表会・午後の部(13:40〜16:20)講堂
     1,江戸座の業俳の活動―・酒井雅楽頭家の文化圏―・  早稲田大学(院)・井田 太郎
     2,伊勢御師の学芸                  名古屋大学(院)・加藤 弓枝
     3,徒然草講釈について                  熊本県立大学・川平 敏文
     4,寛政期合筆狂歌絵本と土佐派風絵師尚峰       国文学研究資料館・鈴木 淳

 ◆第3日 6月9日(月)
   ◎文学実地踏査
    品川区内の文化財に関する資料を会場にて配布いたします。




▽近世初期における和書刊本の諸問題△            国文学研究資料館・和田 恭幸

 昨今、近世期における出版文化・刊本を対象とする日本書誌学が隆盛を極めている。しかし、商業出版の黎明期に相当する近世初期分野にあっては、ごく少人数の研究者が細々と研究を営むばかりの現状であり、一方斯界の趨勢においては先学の大著を引用してことの済む、半ば放置された状態にある。
 そこで、平成八年以来「近世初期版本刊記集影」と題し、勤務先の上司である岡雅彦教授と共に、慶長から寛永年間に至る間に刊行された刊本の刊記の書影集を発表してきた(『調査研究報告』第十七〜二十一号に掲載)。紹介の書影は合計九八一点であるが、調査済みあっても諸般の事情から掲載のできなかったもの、或いは先学が書影を紹介しながらも現在は伝存を確認し難いもの等々を含めると、およそ千件以上のデータの集積を行ったことになる(重複調査・重複撮影を除く)。
 件のデータをもとに、慶長から寛永期に至る間に、どのような種類の本が、どのような体裁で出版されたのか、を具体的な数値を示し、その中に含まれる和書は、どのような種類の本が、どのような体裁で出版されたのか、を分析して、仮名草子の発生期を再考すべき試論としたい。




●日本近世文学会秋季大会(平成14年度)

◆期 日  平成14年11月2日(土)・3日(日),4日(月)〔文学史跡踏査〕
◆会 場  長崎大学文教キャンパス・中部講堂

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◆第1日 11月2日(土)
  ◎委員会  (12:00〜13:00)環境学部大会議室(1F)
         委員会へは昼食を済ませて御出席ください。
  ◎大会受付 (12:30〜)
  ◎研究発表会(13:00〜17:00)中部講堂
    1,撰集論試論『炭俵』発句篇読解の支点―本質としての詠み筋―    ・露口 香代子
    2,支考俳論における「人和」と「時宜」―「虚実」の現成を巡って―
                               九州大学(院)・岩倉 さやか
    3,題の俳論史―詞の題、心の題―             早稲田大学・永田 英理
    4,江戸書肆万屋清兵衛の初期活動          皇学館大学(院)・速水 香織
    5,富士谷御杖『古今集講次得道』の学説についての基礎的研究
                             関西学院大学(非)・但馬 貴則
    6,建部綾足と能褒野陵                   中部大学・岡本 勝
   ――――――――――――――――――
  ●懇親会(18:30〜20:30
   会 場 南山手・グラバー園(17:30に中部講堂前からバスで御案内します)
        ※雨天の際は、全日空ホテル・グラバーヒル。
   ――――――――――――――――――
◆第2日 11月3日(土)
  ◎大会受付 (9:30〜)
  ◎研究発表会・午前の部(10:00〜12:20)中部講堂
   1,『通俗五代軍談』の原本と構成法―「通鑑に載傳へたる所を抜粋和訳す」考―
                            二松学舎大学(院)・熊  慧蘇
   2,式亭三馬の「黄表紙的合巻」            東京大学(院)・吉丸 雄哉
   3,秋里籬島の俳諧活動            お茶の水女子大学(院)・藤川 玲満
   4,『おくのほそ道』はなぜ「月日は」で書き始められたのか  佐賀大学・井上 敏幸
   ――――――――――――――――――
  ◎『近世文芸』編集委員会(昼食時),環境学部中会議室(1F),昼食は用意してあります。
   ――――――――――――――――――
  ◎研究発表会・午後の部(13:10〜16:10)中部講堂
   1,横本型義太夫節段物集考              東京大学(院)・酒井 わか奈
   2,「粧水絹川堤」初演考―幾竹座の創始をめぐって―
                           愛知みづほ大学(非)・鈴木 光保
   3,文化年間の江戸歌舞伎―大田南畝の視点から―    成城大学(院)・中村 恵
   4,幸若舞起源の画題と「石投」の変貌          実践女子大学・佐藤 悟
   5,「天明俳諧」という語を疑う               別府大学・田中 道雄
   ――――――――――――――――――
◆第3日 11月4日(月)
  ◎文学史跡踏査
   今回は大会3日目に別紙のようなコースで文学史跡踏査を設定しました。それぞれの
   旅程にあわせて時間とコースを自由に選び,タクシーを利用していただきます。
   〔別紙概略〕
   1,去来コース=長崎市立博物館(唐通事,長崎聖堂関連資料)―長崎県立図書館―
           諏訪神社―去来生誕地跡―日見峠―千歳亭跡―丸山遊廓跡―
           崇福寺―出島―唐人屋敷跡など
   2,海外文化交渉史コース=長崎市立博物館(唐通事,長崎聖堂関連資料)―長崎県
           立図書館―諏訪神社―興福寺―崇福寺―出島―唐人屋敷あと
           ―孔子廟唐人館―グラバー園など
   3,純粋観光コース=平和公園―原爆資料館―長崎市立博物館(長崎聖堂関連資料)
           ―長崎県立図書館―諏訪神社―崇福寺―出島―孔子廟唐人館
           ―大浦天主堂―グラバー園―稲佐山など
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■ 図書展示
  長崎市立博物館=長崎聖堂および唐通事関係の資料
  長崎県立図書館=善本・稀書
  諏訪神社=中島広足関係の自筆稿本
   ――――――――――――



●日本近世文学会春季大会(平成14年度)

  ◆期 日  平成14年6月8日(土)・9日(日)
  ◆会 場  成城大学

  ◆第1日  6月8日(土)
    ◎委員会 (12:30〜13:30) 7号館1階711教室
    ◎大会受付(13:00〜)
    ◎日本近世文学会五十周年記念国際シンポジウム
         (13:40〜16:30) 7号館4階007教室

         ◇◇江戸文芸研究の可能性◇◇
     パネリスト 英国・ロンドン大学……………アンドリュー・ガーストル
           英国・コロンビア大学…………ヘンリー・スミス
           国際日本文化研究センター……笠谷 和比古
           韓国・成均館大学校……………崔 博光
           立命館大学………………………赤間 亮
           成蹊大学…………………………揖斐 高
      司 会  日本大学…………………………倉員 正江
    ◎総 会 (16:40〜17:40)
    ◎懇親会 (18:30〜20:30)
     会 場 ホテル海洋 3階 ローズ・オーキッドルーム
         (JR中央・総武線大久保駅北口前,成城大学からは45分程です)

  ◆第2日  6月9日(日)
    ◎大会受付(9:30〜)
    ◎研究発表会・午前の部(10:00〜12:20)7号館4階007教室
     1,浄瑠璃本板木の移動(西沢九左衛門から玉水源次郎へ)
         ―正本屋西沢小兵衛と万屋保井仁右衛門の関わり―
                   日本学術振興会特別研究員   神津 武男
     2,いわゆる「講談ダネ」について
         ―成功譚の祖型としての河村瑞軒を例に―
                        法政大学(非)   中込 重明
     3,挿絵から「読む」百人一首
         ―『百人一首像讃抄』の挿絵の論理と意味―
                       学習院大学(院)   加藤 次直
     4,『其雪影』のねらい―夜半亭撰集論―
                           関西大学   藤田 真一

    ◎『近世文芸』編集委員会(昼食時)7号館2階724教室

    ◎研究発表会・午後の部(13:20〜15:40)7号館4階007教室
     1,江島為信伝考           愛媛大学(院)   下坂 憲子
     2,写本小説『三木章』の素材と背景
                   神戸市立工業高等専門学校   土居 文人
     3,『新編金瓶梅』と中国小説
                   日本学術振興会特別研究員   神田 正行
     4,分別のくされ知行
         ―『鳩巣小説』所収山内一豊の妻の逸話を読む―
                          文部科学省   白石 良夫


     ●「江戸時代の文華」展 ●

      2002年6月7日(金)〜7月7日(日)

      開館時間  午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで)
      休館日   毎週月曜日
      入館料   大人・大学生100円(50円)
            小・中・高校生50円(20円)( )内は20名以上。
      主 催   たばこと塩の博物館・日本近世文学会
      後 援   朝日新聞社・NHK
        たばこと塩の博物館 
         東京都渋谷区神南1−16−8
         電話03−3476−2041



●日本近世文学会秋季大会(平成13年度)

 ◆期 日  平成13年11月3日(土)・4日(日)
 ◆会 場  立命館大学衣笠キャンパス


 ◆第1日 11月3日(土)
   ◎委員会  (12:30〜13:30)清心館3F日本文学共同研究室
          委員会へは昼食を済ませて御出席ください。
   ◎大会受付 (13:00〜)
   ◎研究発表会(13:40〜16:30)以学館2号ホール
     1,正願寺過去帳―野間光辰氏「了意追跡」をめぐって―……同志社大学(院)……高野 昌彦
     2,浅井了意自筆資料をめぐって………………………………………慶応義塾大学…………石川 透
     3,都の錦の獄前獄後に関する断章……………………………………京都府立大学…………藤原 英城
              ―『俳諧いかりつな』『薄紅葉』をめぐって―
     4,『西鶴名残の友』の事実性…………………………………………関西大学(院)………長谷あゆす
              ―「はなし(咄)」の視点から―
     5,笑話本の復原とその問題点…………………………………………日本大学(非)………宮尾 與男
              ―元禄期の『噺かのこ』を例にして―

   ◎懇親会(18:00〜20:00)
    会 場 烏丸京都ホテル宴会場
       (17:30 アート・リサーチセンター前から送迎バスが運行します。)



 ◆第2日 11月4日(日)
   ◎大会受付 (10:00〜)
   ◎研究発表会・午前の部
         (10:30〜12:20)以学館2号ホール
     1,十八世紀京都における〈和歌〉……………………………………名古屋大学(院)……加藤 弓枝
             ―小沢蘆庵の門人指導を通して―
     2,秋里籬島の文章―「名所図会」本の文章部分の構成―
                               日本学術振興会特別研究員……西野 由紀
     3,小本『俳諧七部集』の重版…………………………………………奈良大学………………永井 一彰

   ◎『近世文芸』編集委員会(昼食時)  清心館3F日本文学共同研究室

   ◎研究発表会・午後の部
         (13:20〜15:50)以学館2号ホール
     1,黄表紙の中の五代目市川団十郎……………………………………明治大学(院)………三瓶 裕子
     2,新出近松歌舞伎狂言本『けいせい七堂伽藍』考…………………京都女子短大…………正木 ゆみ
     3,魯文と仙果の江戸―幕末合巻の都市風景―       椙山女学園大学………佐藤 至子
     4,曲亭馬琴と小夜中山伝説……………………………………………専修大学      板坂 則子
               ―『八犬伝』伏姫と犬士たちの構図―

   ■大会当日、立命館大学アート・リサーチセンターでは、林一美コレクションや西園寺文庫を中心にした
    江戸文学資料展を開催しております。また、デジタル資料閲覧システムのブースも用意しておりますの
    で、是非御覧ください。



◎連続講演・西鶴(国文学研究資料館 平成十三年度)
  長谷川強氏(国文学研究資料館名誉教授)

  ○第一 その人と時代  かゆき所へ手のとゞくやうにあらん人がら
      9月28日(金)午後3:00〜4:30(2:30より受付開始)
  ○第二 近世諸説のはじまり  『好色一代男』 たはふれし女三千七百四十二人
      10月12日(金) 同上
  ○第三 武家物の面白さ  諸国に名高き敵うち
      10月26日(金) 同上
  ○第四 『永代蔵』の町人  聞伝へて日本大福帳にしるし
      11月9日(金) 同上
  ○第五 受容と評価  江島其磧 滝沢馬琴
      11月22日(木) 同上
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ●申込方法 往復はがきに郵便番号・住所・氏名・所属・電話番号をご記入のうえ、
  ・9月10日(月)必着・にて、お申し込みください。
  応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。

 ●聴講無料・定員100名
   ※10月1日(月)〜11月16日(金)
    2階展示室において 展示「近世前期の文学・・小説を中心に・・」を開催し
    ております。(入場無料 午前9:30〜午後4:30(土・日・祝日休館)

●日本近世文学会春季大会(平成13年度)

 ◆期 日  平成13年6月9日(土)・10日(日)
 ◆会 場  中央大学多摩校舎

 ◆第1日 6月9日(土)
   ◎委員会  (12:30〜13:30)1号館1410号室
   ◎大会受付 (13:00〜)
   ◎研究発表会(13:40〜16:00)3号館3115教室
     1,篤胤の晩年と著述出版………早稲田大学(院)…………吉田 麻子
     2,林述斎と風月社………………大阪大学(院)……………石原 隆好
     3,菊院の日記─伊丹文芸資料─名古屋文理大学……………神谷 勝広
     4,元禄前後の伊勢歌壇…………金城学院大学………………神作 研一

   ◎総 会(16:10〜17:10)
   ◎懇親会(17:30〜19:30)
    会 場 1号館1406号室

 ◆第2日 6月10日(日)
   ◎大会受付 (9:30〜)
   ◎研究発表会・午前の部
         (10:00〜12:20)3号館3115教室
 1,津山郷土博物館所蔵『むら松巻』をめぐって…早稲田大学(院)…深谷 大
 2,江戸半太夫の語り物─『丹波与作知略馬士』を中心に─
                       日本女子大学(院)…鈴木 博子
 3,幕末江戸の宮地芝居について─湯島天神社内の芝居を中心に─
                       神戸大学(院)………木越 眞弓
 4,三遊亭円朝と円通堂……………………………富山大学………………二村 文人

   ◎『近世文芸』編集委員会(昼食時)  1号館1410号室

   ◎研究発表会・午後の部
         (13:20〜16:10)3号館3115教室
 1,銅版草双紙考……………………………………中央大学(院)………磯部 敦
 2,『北越雪譜』二編成立考─京山の加筆部分をめぐって─
                       日本女子大学(院)…津田 眞弓
 3,寛政・享和期の上総屋利兵衛…………………神戸大学(院)………木越 俊介
 4,後光明天皇説話の行方─続『鳩巣小説』を読む─
                       文部科学省……………白石 良夫
 5,『好色一代男』新論……………………………神戸女子大学…………信多 純一




●日本近世文学会秋季大会(平成12年度)



 ◆期 日  平成12年10月28日(土)・29日(日)

 ◆会 場  高知県教育会館高知城ホール


 ◆第1日 10月28日(土)

    委員会  (12:50〜13:50)高知城ホール2階会議室

    大会受付 (13:30〜)

    研究発表会(14:00〜17:00)高知城ホール4階多目的ホール

     1,『続水鳥記』の作者       大妻女子大学(院)   黒木千穂子

     2,『淋敷座之慰』と『竹斎』    明治大学(院)     中島 次郎

     3,瀧川昌楽と『日本三十四孝賛伝』 九州大学(院)     勝又 基

     4,江戸派伝播の一形態・・・小倉藩学者の場合・・・

                       九州大学(院)     亀井 森

     5,土佐句テニハの形式       早稲田大学       堀切 実

    懇親会(18:00〜20:00)

    会場 高知城ホール4階多目的ホール

 ◆第2日 10月29日(日)

    大会受付 (9:30〜)

    研究発表会・午前の部

         (10:00〜12:20)高知城ホール4階多目的ホール

     1,上方歌舞伎の実事─宝永正徳から享保へ─

                       東京大学(院)     佐藤 知乃

     2,紀海音の趣向と場        北海道大学       冨田 康之

     3,『芝翫年代記大成』考      関西大学(非)     神楽岡幼子

     4,台帳と上演の実際─『伊賀越乗掛合羽』の場合─

                       愛媛大学        河合 眞澄

    『近世文芸』編集委員会(昼食時)   高知城ホール2階会議室

    研究発表会・午後の部

         (13:20〜15:50)高知城ホール4階多目的ホール

     1,太閤記の周辺─『厭蝕太平記』を中心に─

                       滝高等学校       村田 明彦

     2,異聞伊賀越敵討─『鳩巣小説』を読む─

                       文部省         白石 良夫

     3,後期上方読本における長編構成の方法

                       島根大学        田中 則雄

     4,近世小説本の形態的完成について 花園大学        濱田 啓介

 ◆会場前の高知県立文学館で「田岡嶺雲展」を開催。当日,割引チケットを用意。

     開催時間 9:00〜17:00



   仮名草子関係発表要旨

 ◎『続水鳥記』の作者           大妻女子大学(院)  黒木 千穂子

   『続水鳥記』は、延宝七年秋(漢文序)貞享元年七月(狩野文庫本跋)の写本の

  みで伝わる未刊仮名草子のひとつで、現在、東北大学狩野文庫と内閣文庫の叢書

  「墨海山筆」にそれぞれ所蔵されている。墨海山筆本跋文(弘化三年)によれば、

  このとき既に「延宝の元本は散失し」ていたという。また、本作は未刊のためか、

  これまで研究の俎上に上ることがなかった。

   本作は書名からも明らかなように、大師河原の酒合戦を描いて評判となった、地

  黄坊樽次(茨木春朔)作『水鳥記』(寛文七年京都中村五兵衛版、延宝頃江戸松会

  版)を受け、本文前半では酒にまつわる故事や効用を、後半では酒合戦を描いてい

  る。その舞台は上総国山辺郡東金(現千葉県東金市)で、作者は酔仙世界ノ教主虚

  生白真人(漢文序、跋文)である。そこで本発表では、作者虚生白真人が、当時東

  金で医者として存在し、この地で没した和田仲和なる人物であることを、現地で発

  見した墓石(仲性寺)および過去帳(鳳凰山本漸寺)によって明らかにする。さら

  に、酒合戦に加わった人物についても、郷土資料によって特定し報告する。作品の

  舞台も人物関係も非常に狭いのではあるが、『水鳥記』に倣うところも多く、時を

  経ず述作されている点でも注目される。なお、『続水鳥記』を起点として、『水鳥

  記』の作者茨木春朔との関連も探ってみる。

 ◎『淋敷座之慰』と『竹斎』          明治大学(院)   中島 次郎

   延宝四年(一六七六)成立の歌謡集『淋敷座之慰』は、近世前期の江戸に於ける

  流行歌を集めたものである。本書の目録には、収録歌謡の一つ一つに○△□の符号

  が付されている。これは従来あまり注意されていないが、昭和五十三年に歴史学者

  の林基氏が指摘されている(「中古大黒舞」考」)通り、原本頭書の記載と対応す

  るもので、○は寛永初より万治年間(一六二四〜六〇)、△は寛文年間(一六六一

  〜七二)、□は延宝初より本書成立時(一六七三〜七六)までというように、各歌

  謡の流行年代を示したものと解される。本発表ではまず、これまでの歌謡研究によ

  って示された本書所収歌謡の検討結果とも齟齬せず、ほぼ信頼できるものであるこ

  とを確認したい。

   次に、仮名草子『竹斎』に関連する本書所収の二つの歌謡について、新しい解釈

  を提示したい。例えば「医者くどき木やり」の、同時期の著名な医家の名を連ねた

  箇所に「竹斎」が登場する。この「竹斎」は従来『竹斎』の作者を指したものと想

  定されていたが、右の符号に従えば、この歌は寛文年間のものとなる。よって、こ

  れを寛永十一年(一六三四)に没した『竹斎』の作者とするのは難しい。『竹斎』

  の主人公「竹斎」を指していると見るべきであろう。また「お江戸くどき船歌」に

  は『竹斎』の江戸を賛美する文章が利用されているが、これも寛文年間の歌謡であ

  る。右の指摘から、寛文の江戸で『竹斎』が歌われた意味にも及びたい。

 ◎太閤記の周辺─『厭蝕太平楽記』を中心に─ 滝高等学校  村田 明彦

   太閤秀吉の生涯は、その庶民性とも相俟って、大衆には極めて人気のあるもので

  あった。享和三年刊の『絵本曽我物語』の序に「絵本太閤記及び楠公記等の書有り、

  大に行る」とあるように、『絵本太閤記』は当時の一大ベストセラーとなり、上方

  における絵本物の読本の盛行を招来した。

   太閤軍記は、右『絵本太閤記』の他にも、小瀬甫庵『太閤記』をはじめ『絵本豊

  臣勲功記』『太閤真顕記』『真書太閤記』など多くの書が知られている。甫庵『太

  閤記』については桑田忠親氏をはじめとする先学諸氏の研究が備わるが、他は等閑

  視されていると言っても過言ではない。

   近時、『厭蝕太平楽記』(内題『参考太平楽記』)と題された十冊三十巻の写本

  を得た。本書は太閤の出生から逝去(巻一)、関ケ原合戦後から大阪の陣、秀頼の

  薩摩落ち(巻二〜巻三〇)に至るまでを扱う通俗的な内容を持つ。ことに巻三以後

  は、「真田幸村の軍記」とも言える内容である。本発表では、『厭蝕太平楽記』を

  通して太閤軍記の享受と展開の一側面を探るとともに、智謀の将として世に知られ

  庶民にも人気の高かった真田幸村の軍記との関わりをも明らかにしてゆきたい。



●『叢─草双紙の翻刻と研究─』第22号  282ページ

          (東京学芸大学近世文学研究「叢」の会。平成12年6月発行)



 目  次

◎黒本『清盛一代記』について……………………………………黒石 陽子 ( 1)

◎合巻『花裘狐草紙』について(その二)………………………加藤 康子 ( 37)

◎『昔話桃太郎』について…………………………………………内ケ崎有里子( 95)

◎黄表紙『浦島太郎 二度日の龍宮』について…………………三好修一郎 (118)

◎『源氏の勝鬨』について…………………………………………石川衣沙子 (140)

◎黒本『敵討連理の梅』について…………………………………細谷 敦仁 (170)

◎『〔八はたしらす〕』について…………………………………丹  和浩 (198)

◎合巻『繋馬七勇婦伝』後編について 其之二…………………桧山 裕子 (225)

◎21号掲載「『小栗吹笛乾局』について」

		に関するお詫びと訂正…………………………菊池真理子 (244)

◎赤本・黒本・青本解題集稿(二)………………………………内ケ崎有里子(245)

〔解題書目〕						有働 裕

相そう・雨晴小町名歌栄・色里通・歌枕駅路硯・おき上	加藤 康子

り・魁□太平記・おにの四季あそび・景清一代記・蟹金	黒石 陽子

猿栄・漢楚軍談絵尽・狐の娵いり・甲子待鋪狂言・吉備	杉本 則子

大臣・きひ大しん・恋藤巴・金父母・こく性や合戦・祖	高橋 則子

父と婆々・篠塚角力遊・曽我一代記・大幸浮世盃・狸の	桧山 裕子

土産・たんばよさく・鶴の嫁入・功薬鑵平・唐文章三笠	細谷 敦仁

の月・ばけ物よめ入・富士見西行絵尽・三鼎金王桜・倭	三好修一郎

文字養老の瀧・義経一代記・義仲一代記・頼朝一代記	山下 琢巳





●日本近世文学会春季大会(平成12年度)



  期 日  平成12年6月24日(土)・25日(日)

  会 場  東京大学本郷キャンパス



  第1日 6月24日(土)

      委員会 (12:00〜13:00)法文2号館2階教官談話室

      大会受付(12:40〜)



      研究発表(13:10〜15:40)法文2号館2階法学部第31番教室

       1、『伽婢子』の怪異表現―「幽霊」と「亡魂」について

              同志社大学(院) 高橋昌彦

       2、歌のまこと、心のまこと―「菊花の約」論―

              東北大学(院) 三浦一朗

       3、『近世説美少年録』小考―中国白話小説の重層的摂取法に拠る趣

        向化について―  日本大学(院) 崔香蘭

       4、天保改革後の合巻出版の動向

              お茶の水女子大学(院)  高柳東花



      総 会 (15:50〜17:30)法文2号館2階法学部第31番教室



      懇親会 (18:00〜20:00)

          会場 「東天紅」上野店

           ・110−8707 東京都台東区池之端1−4−33

           ・03−3828−5111



  第1日 6月25日(日)

      大会受付(9:20〜)

      研究発表・午前の部(9:50〜12:20)

           法文2号館2階法学部第31番教室

       1、落栗庵元木網の天明狂歌   東京大学(院) 小林ふみ子

       2、歌謡詞章と狂歌―天明期を中心に― 関東短期大学

                       関東短期大学 鹿倉秀典

       3、江戸初演浄瑠璃本板木の大坂流入の背景

                       早稲田大学(院) 神津武男

       4、江戸一枚摺評判記考     立命館大学(院) 倉橋正恵



      『近世文芸』編集委員会(昼食時)法文2号館2階教官談話室



      研究発表・午後の部(13:20〜15:50)

           法文2号館2階法学部第31番教室

       1、光格天皇とその周辺―近世後期堂上歌壇への一視点―

                  日本学術振興会特別研究員  盛田帝子

       2、寛政前期の酒井抱一の俳諧の傾向―前田春来への私淑―

                       早稲田大学(院) 井田太郎

       3、江戸小咄本の板元と編者をめぐって―奥村喜兵衛と青木宇千―

                       早稲田大学(院) 鈴木久美

       4、明和期子供絵本の一側面   愛知教育大学   岡本勝



      資料展示  法文1号館2階215番教室

       第1日  12:00〜16:00

       第2日  10:00〜15:30







●日本近世文学会秋季大会(平成11年度)



◆期 日  平成11年11月13日(土)・14日(日)

◆会 場  相愛大学・相愛女子短期大学キャンパス




◆第1日 11月13日(土)

  委員会 (12:30〜13:30)大学人文棟 U243教室

  大会受付 (13:10〜)

  研究発表会(13:40〜16:40)相愛大学・相愛女子短期大学南港講堂

	1,草紙屋城殿の周辺		慶応義塾大学		石川  透

	2,古活字版『阿弥陀胸割』考	国文学研究資料館	和田 恭幸

	3,平賀源内の著作をめぐる諸問題	大阪商業大学		石上  敏

	4,『椿説弓張月』の七五調	大阪学院大学		野口  隆

	5,『続膝栗毛』と板元たち	早稲田大学(院)	二又  淳

  懇親会(17:30〜19:30)

  会場 厚生年金健康福祉センターサンピア大阪(電話06−6614−1133)



◆第2日 11月14日(日)

  大会受付 (9:30〜)

  研究発表会・午前の部

     (10:00〜12:30)相愛大学・相愛女子短期大学南港講堂

	1,『役者小夜衣』の役者と配役	日本学術振興会

					特別研究員		井上 和人

	2,実録『播磨国書写敵討』の成立	神戸市立工業高等

					専門学校		土居 文人

	3,秋成における「ひとつ心」

	  ―その背景と意義―		明治大学		内村 和至

	4,天明狂歌の一面		神戸親和女子大学	小林  勇



  研究発表会・午後の部

    (13:40〜16:10)相愛大学・相愛女子短期大学南港講堂

	1,昌琢宗匠連歌会の構成とその展開

	   ―宗因の位置をめぐって―	大阪大学(院)		尾崎 千佳

	2,『おくのほそ道』蛤本の謎	奈良大学		永井 一彰

	3,『江戸繁昌記』と天命論	兵庫大学短期大学部(非)新稲 法子

	4,上方咄の会本と増舎大梁	日本大学(非)		宮尾 與男



◆資料展示 教育研究棟1階貴重資料室(R103)・図書館1階自習室

		第1日 13:00〜17:00

		第2日 10:00〜16:00





●『叢―草双紙の翻刻と研究―』第21号 304ページ

         (東京学芸大学近世文学研究「叢」の会。平成11年6月発行)  目  次 ◎青本『義仲一代記』について………………………………黒石 陽子(1) ◎黒本・青本『かつらきやま眉輪王出生記』………………三好修一郎(41) ◎合巻『花裘狐草紙』について(その一)…………………加藤 康子(74) ◎赤本『かんばよさく』について……………………………高橋 則子(115) ◎黒本・青本『讎討女筆雲龍』について……………………丹 和浩(131) ◎『小栗吹笛乾局』……………………………………………菊池真理子(157) ◎黄表紙『郡山非人敵討』について…………………………細谷 敦仁(189) ◎黄表紙『山主我獨』について………………………………杉本 紀子(207) ◎黄表紙『妖怪仕内評判記』について………………………波 かおり(223) ◎合巻『繋馬七勇婦伝』後編について 其之一……………桧山 裕子(253) ◎赤本・黒本青本解題集稿(一)……………………………有働裕・加藤康子・        黒石陽子・高橋則子・丹和浩・三好修一郎・山下琢巳(274) 〔解題書目〕 明石潟朗天草紙・明石松蘇利・朝日太平記・浮世夢助・出世噺・栄花物語・ 江島児淵・かくれ里ふく神のよめいり・漢楚軍談・菊重女清玄・五衰殿熊野 本地・是は御ぞんじのばけ物にて御座候・悟乳柑子・芝居始・初心書・菅原 伝授手習鑑・京水染桜・曽我旧跡・[ちくさい]・釣竿の由・道成寺根元記・ [七小まち]・男色鑑・男色狐敵討・男色北野梅・倖褒医・日本商人の始・ 播州曽根松・風流从すけ六・筆累絹川堤・桃太郎昔話

 

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